庖丁工房タダフサ
今年残っていた運を使い果たした感もある、とある出来事。
以前、数年使用していた包丁(グローバル)を落とした拍子にポッキリ真っ二つにしてしまった(汗
牛刀とぺティのセットだったヤツで、牛刀の方がポッキリ。
この1年くらいはぺティ1本でやりくりしており、それはそれで慣れてきたところだった。
「このシンプルなスタイルを貫くか、、、」とも思ったが、いよいよぺティの方も刃こぼれが目立ち始め、
研ぎ直しが必要な状況。
このグローバルの包丁。
購入直後の切れ味は、早々に何処かにいってしまった。
以降、純正のスピードシャープナーを併用していたのだが、最近はスピードシャープナーの出番が多い。
(まぁ、包丁の使い方が悪いってことに尽きるとは思うけど)
そろそろ「グローバルの三徳」でも買うか?
とも思ったが、、、
今年の春くらいにチラリ物色した時、気になる1本が。
庖丁工房タダフサ
まぁ切れ味も大事ですけど、なんと言うか、、、雰囲気ですかね。
グローバルも悪くないけど、最近はなにか温かみのあるモノに惹かれる。
で、このタダフサの包丁。
コレ、どこも売り切れ。
しかも入荷未定やら、1年待ちやら。
当時はさほど急いではいなかったこともあり、
在庫が補充されたら考えようかな?程度の物欲メーター。
ただ、手持ちのグローバルが↑な感じなので、いよいよ何か対策が必要。
とりあえず、暫定で野菜用の包丁を購入。
これが、、、
単に“刃が長い”“刃が平ら”というだけで“ここまでラクだったか!”と感心。
再度タダフサを捜索。
もしかしたら、今時期なら在庫が復活しているか???
との希望もむなしく、どこも変わらず「品切れ」「入荷未定」「予約 1年待ち」的な感じ。
なんだろう、この包丁は、ネットや実店舗など、数日は探したか。
見つからず。
ただ、あるところには在るようで、
最近でも“偶然入った雑貨屋さんで見つけましたぁ”的な情報もチラホラ。
と、、、その偶然がワタクシのところにも。
別件で訪れたとある“ネット”の雑貨屋さんにあるではないか!
タダフサの三徳もパン切りもぺティも!!!
パン切り包丁については特に必要としてはいなかったが、タダフサ包丁では有名な物らしく、当方パンを切る機会も多いので、とりあえず三徳とパン切りを入手。
発見からなんと二日で手元に。
届いた!
美しい。。。
切れ味については、数ヵ月後に判断するとしても、
パン切り包丁について少々。
確かに切れます。
けどね、正直「別にコレじゃなくても」ってのが第一印象。
「パンくずが出難い」とか「硬いパンが」とか「柔らかいパン」が、、、とか
いろいろ好評価も見られますけど、単純に良く切れそこそこ刃の長い包丁であれば同じかな?
もっとも、このタダフサのパン切り包丁は刃が薄いので、その分パンに適しているかとは思いますが。
普段から普通の牛刀包丁でパンを切っていたワタクシは“切れ具合”“包丁の動かしやすさ”についてさほど感動せず。
先端のギザギザの役目も、普通の包丁の使い方次第で代用できるわけで、
切れ味&断面&パンくずの出具合について、過度の期待は禁物かと。
(もちろん切断面は、ギザギザ刃と比較すればかなりキレイですよ)
ただですね、入手するに値する最大の理由、、、
コレ、美しいのです。
コレこそが大事であり、コレこそがタダフサを使う最大の理由なのかも。
ちなみに、とあるお店にはまだ在庫あるみたいですよ(ニヤリ
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