BBとの戦い ― ボトムブラケットを外すってやつ ―

その他

10年モノのボトムブラケットを外す(抜く)

街乗りバイクの入れ替えに伴い、今までのバイクをバラすことに。

バラし作業は大半が汚れとの戦いなので、たいした作業ではない。

あるパーツを除いては。

BB=ボトムブラケット

こいつだけは別。

「BB 抜けない」ってGoogleセンパイに聞くと、まぁ色々出てくる。戦人達の戦いの歴史。
大型ツールを持ち出す人、力技で挑む人など、沢山の先人が居た。
そして、その先人達の戦いの跡を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

当方のBBは10年モノのスクエアーということで、かなり手強い相手となることは薄々感じていたので、全てのバラし作業の一番最後に行うことに決めていた。

そして、その日は来た。
そして、予想通りその戦いはかなりめんどうな戦いとなりました。

1回戦

手元の武器はこんな感じ。全部、自転車整備用のツールセットに入っていたもの。
六角レンチ以外は初めて使う(笑

BB用の専用工具+六角レンチ等を使い、こんな感じに合体。見るからに弱そう。

まぁ、これで抜ければ記事にはしません。

とりあえず、こんなんではビクともしない。
接続部が多いコトや六角レンチのしなりで力が逃げる。
六角レンチをハンマーの様な鈍器で叩いても、バイイ—イんってなる。

スパナでも嵌めたいところですが、このツールはソケット形状なので無理。
ソケット用のハンドルに変える?とも考えたが、手元にあるハンドルではソケットのサイズが合わない(涙

そもそもこのBBツールのツメの嵌り具合が緩め&浅めってこと。
スグにBBからツールが抜ける。スパナでもハンドルでも、BBツールが肝であり問題っぽい。

というわけで、右手が限界を迎えたところで初日は終了。
完敗。

今の武器では外せる気が全くしない。

 

2回戦

その前に、まずはGoogleセンパイに色々聞いてみた。

・・・なるほど。
「BBツールをボルトで固定してしまえ」と。

しかし、手元のBBツール(ソケットタイプ)ではそもそもこの方法ができない。
初戦で感じた「BBツールのツメの嵌り具合」はかなり致命的と思われ、新たにアイテムを入手することに。

モンキーレンチ的な物で挟もうとすると、ちょっと浅いかな。。。やや心配。

今思えば、これくらい高さがあると、コイツを掴む工具の選択肢が増えて良かったかも。

↑これとか、↓これとか。

 

 

とりあえず、この様な布陣で臨むコトに。

デカいレンチは自転車整備用のツールセットに入っていたもの。
ボルトはクランクに使っていたボルト。
固定用のプレートには、100均とかで売っていそうなカードタイプの簡易レンチが手元にあったので、流用。

これらをこんな風に組み上げて挑むつもり。

頻繁にメンテする人なら、こんな感じの工具にした方が良いかもですね。
これなら、ボルト固定作戦もできるし。
(私は、専用工具箱に納まらない工具を持ちたくなかったので、コイツは最後の手段として今回は見送りました)

 

というわけで、私は手持ちのツールで挑むも、ピクリともしない。
腕で回しても、レンチをハンマーの様な鈍器で叩いても、ビクともしない。
それどころか、このデカイレンチの歯がトルクに耐え切れず、やや広がってしまい抜けてしまう。

ただ、全体のセットアップは悪くない。ボルトで固定されたBBとBBツールの噛み具合&固定具合はイイ感じ。
今度はもう少しレンチを固定できれば、いけそうな気がしないでもない。
これでダメなら、32mmのめがねレンチだったりハンドル付きのBB工具でも無いと無理っぽい。

というわけで、2戦目も右手が限界を迎えたため終了。
完敗ではあるが、やや光が差した。
それにしても、工具うんぬんもそうだが、自分の腕がヤバイ。。。

頭と腕を冷やしつつ、数日放置。

潤滑剤とハンマー

気を取り直して、再度Googleセンパイに聞いてみる。

「潤滑剤撒くと良いかもよ」と言われ、
「周辺をコツコツ叩くと良いかもよ」とも言われた。

ちなみに潤滑剤はラスペネってのがイイらしい。

とりあえず、3回戦の前の晩に手持ちのコレでも撒いてみるコトにした。

BBとフレームの隙間に軽く噴射してみる。

同時に、叩き用のアイテムも入手。手持ちのハンマーが金属製なので、、、

100均のゴム(樹脂)ハンマー。今の自分には黄金の小槌にすら見える。
これならフレームへのダメージも無く叩けるか?

ついでに、一気にやっつけたいので32mmのめがねレンチでも入手しておくか、、、と思ったが、武器の大きさと値段に怖気づき、3回戦の結果で考えるコトにした(汗

3回戦

今回はじっくり長期戦で挑む。これでダメなら、グリップ付きのBB工具だったり、32mmのめがねレンチだったり、ラスペネだったり、、、次いつ行うかわからないBB外しに細々アイテムが増えてしまう。これ以上追加アイテム無しで、なんとかけりをつけたい。

先に左側を抜く

まずは、作業1時間前に再度潤滑剤をまいてみる。
そして、今まで手を付けていなかった左側の取り外しを試みる。
と、これはあっさり陥落。
ということで、左側からも潤滑剤を注入。

この「左から外す」、、、これ、かなり重要なんじゃねぇか?(苦笑
BBの構造から勝手に「どっちから抜いても同じだろう」と思ってるみたいだけど、少しでも右を抜きやすくするためには「先に左を抜く」が必要らしいぞ。

BB周辺をゴムハンマーで軽く叩く

そして、BB周辺をゴムハンマーで軽く叩く。

脳内イメージとしては、
固着しているであろう箇所を叩くコトで剥がしつつ、そこに潤滑剤が染み込んでいく。
そんな感じ。

小1時間ほど放置した後、いよいよ本戦。
ちなみに放置に意味はない。
放置している間に「潤滑剤よ浸透してくれ!」という淡い願望と気休め(笑

叩く&回す

第2回戦で試したセットアップを少しだけ調整。

レンチが抜けないようにBBツールとレンチを紐で固定を試みる。

まずは挨拶がわりに、手で回しにかかると、、、まぁ、無理だよね(苦笑

この状態で、レンチをハンマーで叩く。
やっぱり無理。しかし、こんな紐でも効果は絶大でレンチは抜けない。

とりあえず、BB周辺のあらゆる箇所をゴムハンマーで叩いた。
フレームをひっくり返したりして、BB周辺のあらゆる箇所を。
からのレンチを叩く。
これを繰り返したが、やはりダメ。

けど工具はしっかり固定されているので、あとは力次第って気がしてきた。

右手の回復を待ちつつ、レンチをハンマーで叩く戦法を捨て、
力一杯回すことにした。

 

 

外れた(笑
メリメリって外れた。

抜け出てきたBBがコチラ。
クリーナーで簡単に拭いてみたが、中央が錆色。

抜きたてのフレーム側はこんな感じ。

錆ではなく油で汚れている&アルミフレームなんでクリーナーかければキレイになります。

何が勝因だったか?

BBとツールの固定具合

BBツールの固定状態は大前提。
BBをクリーニングして再使用したりする場合は、BBを傷めないためにもかなり重要。
ツールの固定が甘いとかなり舐め易いと思う。
そして、専用ツールを使うにしても、レンチなんかと組み合わせで使うにしても
100%力が伝わるようにすることが重要。ボルト固定作戦を知るコトが無ければ、きっと負けていたと思う。

先に左から外せ

自分は、なんとなく右から外しに掛かりましたが、先に左を外して「潤滑剤」を入れるってことも大きかったかもしれない。あと叩いた際のBBへの震動の加わり方も、左が抜けている方が良いのかな??

⇒ 「左から抜く」これ、固着したBBを抜くためには必須手順っぽい。

潤滑剤+叩く

工具同様に「潤滑剤」+「叩く」ってことが効果絶大だったように思う。
しかも、叩く場所が肝か??

抜けたBBを改めてみると、当初固着していると思っていた「ネジ溝」はキレイなモンで、
むしろその先の内部で固着していたっぽい。
3回戦序盤でBB周辺を叩いてはいたけど、最初の方は「ネジ溝」周辺しか叩かなかった。

ちなみに抜いた直後のBB。矢印のアタリの固着が酷そうにみえますがどうだろう?

今思うに、3回戦終盤で行った「フレームをひっくり返したりして、BB周辺のあらゆる箇所を叩いた」ことが、功を奏したように思う。

フレームとBBを改めて観察すると、上記の↑箇所は汚れてはいるもののフレームにはあまり接していな?一部分は固着しているようにも見えるけど、構造的にはネジ溝付近の固着が一番影響していたのか?
結局「先に左を外して左からも潤滑剤を注入したこと」が良かったのかなと思い始めてきた。

この辺とか??とにかくコツコツやりましたけど、どの程度影響があったのか?(笑

 

 

それにしても疲れた。

新車はホローテックだから、別の工具が必要になるというオチが、、、

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