前回までのトースター選びは?

仕様表での比較は概ね済んだので現物を色々触ってきた。
焼き具合に関しては、使わないと判らない。
ただ「掃除&メンテ」のところは現物みればある程度わかるかと思い、
近場の電気屋に行って、一通り触ってきた。
バルミューダ
扉のしっかり感が良い。厚めの扉&壁面とコンパクトな庫内で緻密な温度管理がされているのでしょうか。
ただあらためて庫内を確認すると、自分の用途には少し狭い気がしてきた。
特に開口部の高さ。8.5cmほどでしょうか。トースターの中でもやや「低め」かと思う。
当初は低く感じたけど、改めて実機を見比べてみるとボチボチな高さかなぁと思えてきた。
気になっていた掃除関連の部分は「これくらいなら乗り越えられそうかな?」といったレベル。
網自体が取り外せて、下ヒーターの周辺まで手が届くので、むしろメンテナンス性も良いのかも??
値段の「高さ」と庫内の「低さ」を受け入れるか否か。
デザインは思いっきり受け入れられる。

アラジン 遠赤グラファイト トースター
こちらも、掃除については乗り越えられそうな感じ。
ただバルミューダ以上に、開口部が低い。
そして現物を見ると、やはりデザインが受け入れがたい感じ。
一方、火力は捨てがたい。現物を見ると扉を含めた壁面の厚みはバルミューダーに近く、庫内温度が良好に保たれそう。双方とも見た目は異なるけど、筐体の思想にはなんとなく近いもの感じるし、双方とも焼き具合に良い評価が多く、人気があるのもなんとなく判る気がする。
デザインと開口部の高さを受け入れるか否か。
シロカ
デジタルモデルが無かったので、アナログモデルに触れる。
バルミューダ、アラジン以上に開口部が低いところで、候補から外すことにした。
火力は魅力なんですけど、シンプルに取扱いに難儀しそう。
扉が外せるモデルですが、扉可動部がなんともデリケートな感じ。
現物を見て&触っておいて良かった。
象印
下調べの段階ではリスト上位だった「こんがり倶楽部 ET-GN30/ET-GM30」を探すも店頭には無し。他の象印製品はありましたが、目新しい発見は無し。
そして、この後見るタイガー製品を見て思うところがあり、候補から外すことにした。
タイガー
発見が多かったのは、タイガーの製品郡。当初は「扉は外せた方が良い」とばかり思ってましたが、開口部が広ければさほど問題ではないことを、タイガー製品であらためて確認。網が外せない?下部のヒーター管周辺には手が届かない??
扉が外せる/外せない以上に、網が完全に外せてトースター下部&奥まで手が届くかどうか?
そこか重要に感じてきた。
そして機能で気になる2台。
オーブントースター KAM-R
まず、「オーブントースター KAM-R130」
「KAM-H」の上ヒーターが黒遠赤ヒーターに変わったタイプ?
ちなみに下ヒーターは従来のヒーターが2本。
操作はダイヤルが2つ。タイマーとヒーター&温度の切替え。
ヒーター&温度ダイヤルの方は、ヒーター上下の切替と温度の強/中の切替。
実にシンプルですが、このヒーターの切替えが肝。
食パンなら、オートマチックなトースターでもある程度仕上がると思うけど、
自分はいつも同じパンを食べるわけではない。
特に惣菜パンなどは 「上だけ後1分!」「下だけ2分」とか、絶対やると思う。
パン以外ならなおさら。
そんなとき、他メーカーの全自動的なトースターだとどうだろうか?
KAM-R130の様に、ヒーターの上下選択ができれば、使い勝手が良いと思う。
しかし、ヒーターの上下切替えができるトースターって少ないのね。
時代はオートマチックに美味しく焼くって方向なのか?
ということでKAM-R130がリスト上位に急浮上。
コンベクションオーブン&トースター KAT-A130
そしてもう一台。
コンベクションオーブン&トースター KAT-A130
まず「扉の重厚感」がかなりイイ。なにらや断熱Wガラスとか。
保温性の良さを期待させる。
前型ではトーストの裏側の焼き具合の評価が低めなのが気になりますけど、
本機では改善されているってレビューもみる。
ちなみにタイガー製品は庫内が広め&付属のトレイがなかなか使えそう。
でコイツは「コンベクションオーブン&トースター」
シロカ同様に、コンベクション機能で庫内の温度を均一に保つとのこと。
いや、コチラの製品の方が庫内に空間があり、コンベクション機能も効果的に使えそうに感じるのは気のせいでしょうか?
操作はダイヤルとメニューボタン。
メニューボタンによって庫内の温度や「上ヒーター」「下ヒーター」の稼動が異なるらしい。
ヒーターの上下切替えはできないけど、メニューボタンを駆使することで、
KAM-R130のヒーター切替えに相当するような使い方ができるのではないか?
庫内温度の方も、一定を保つだけではなく立ち上がり~終盤などで異なる温度変動を行うらしい。
これって「バルミューダ」だったり「こんがり倶楽部 ET-GN30」と類似の仕様なわけで、さらにとある方のレビューによると、、、
そして素晴らしいのが、通常トーストを2枚目焼いたりすると、
庫内の温度が上がっているので時間を短くしないと焦げちゃいますよね?
それを本機は庫内の温度を察知して、自動で通常の時間よりも短く設定してくれるんです! https://kinomi-risu.com/taiga-konbekushon/#toc8※勝手に引用してごめんなさい。
!!!
コレ。これです。モヤモヤしていたのはコレ。
もしこれが使用に耐えうる仕様だとしたら、素晴らしい。
魚焼きグリルでも、2枚目で焦がすっての、よくやってました。
そしてトースターのレビューでも「2枚目」の焼き具合で色々評価が分かれるところ。
そこをマイコン制御で対応してくれるのなら、、、、期待感大。
- メニューボタンだけで事足りればソレで良し。
- 追加加熱は、ダイヤルで対応。
- ヒーターの切替は、メニューボタンを駆使してみる。
- 連続焼きでも、上記の仕様があれば安心か??
コレ、リストの最上位に急浮上しました。
が、サイズ問題も急浮上。設置予定場所に対して奥行きがかなりギリギリ。
かなり悩ましい。
アイリスオーヤマ
BSOT012H ウォーターオーブン スチームオーブントースター
コレ、ビックカメラとアイリスオーヤマのコラボモデルらしい。
店頭で初めて知った。
このトースター、「ウォーターオーブン」ってことで、庫内の左上に水を入れるトレイがある。これでスチームしながらトーストできると言う代物。
この方法(つまり、似たような小皿を庫内に置く)であれば、スチーム機能の無いトースターでもある程度のスチーム状態を作れるのではないか??
実際、そんな製品もあるようですね。知らなかった。
もっとも、バルミューダの様に仕上がることはないでしょうけど、方法としては「アリ」な気がした。
いや待てよ、マイコン制御されているトースターに対して「後付けスチーム」を行うと、このスチームが邪魔になり適切に焼けない???
コンベクションオーブン FVC-D15B/ PFC-D15A-W
ちょっとデカイのですが、前出の「上下切替できるトースターないかなぁ」と探していたらコイツを見かけた。
トースターというよりオーブン用途でしょうか。
ダイヤルの感じがナカナカ気持ちよく、デロンギを思わせる回り方。
唯一?残念なのが、扉可動部のまぁ貧弱なこと。
壊れるとしたらココだろうとは思うけど、値段を考えるとなかなか使えそうな一品。
HITACHI コンベクションオーブントースター HMO-F100
また電気屋で遭遇したコレ。
主にオーブン用途前提なので、タイガー KAT-A130 同様にデカめ。
しかしこれ、ヒーターの切替ダイヤルがある。これは便利そう。
温度とタイマーもダイヤルで、主な調理用にオートメニューボタンもある。
網の土台も手前(だけ?)は扉と分離できる。
ちなみに「網」
扉を開けた状態にすると網がせり上がながら手前に出てくる。
扉を閉じるときに少し上に持ち上がり、閉じきると庫内下部に網が少し沈む感じ。
この閉じるときの「少し持ち上がる」動作が余計な気がしている。モノによっては上に接触しないのだろうか?
いや、そもそもそこまで背の高いモノを入れると、加熱中に焦げるのか???
サイズ感、特に奥行きはタイガー KAT-A130とほぼ同じでも、仕様数値以上に小さく見える。
理由は「ハンドルのデカさ」なのか?
仕様数値はハンドル込みの様で、奥行きが41cmほど。実際はハンドル部分3cmほど差し引いた感じ。
ということで、ほぼ決まった気がする。トースターの森の出口が見えた気がする。
と思ったけど、、、「KAT-A130」これ機能ばかりに目が行って、サイズを無視してた。
予定よりもチトでかい。
さてどうしたもんか。
と言うか、たかがトースターにエライ悩み様(苦笑
解決しましたよ

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