やや残念な電動ミル

日用品
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Amazon のセールでこんなモノを入手した。

コーヒーミル 電動コーヒーミル コーヒー豆ミル 珈琲ミル 豆挽き HailiCare コーヒーまめひき機 ワンタッチ自動挽き 急速挽き コーヒーグラインダー 水洗い可能 掃除ブラシ付き 掃除簡単
HailiCare

具体的な商品名が無いので紹介がなんとも難しいのだが、

「コーヒーミル 電動コーヒーミル コーヒー豆ミル 珈琲ミル 豆挽き HailiCare コーヒーまめひき機 ワンタッチ自動挽き 急速挽き コーヒーグラインダー 水洗い可能 掃除ブラシ付き 掃除簡単」

というモノ。要は電動ミル。

Cof Amz 00001 300x259 - やや残念な電動ミル

最低限の仕事、つまり「電動で豆を挽く」ということはなんとかこなしております。

ただ、突っ込みどころもかなり多い一品でして、そのあたりを書いてみようかなと。

タイトルが欲張り過ぎかつかなり怪しい

「コーヒーミル 電動コーヒーミル コーヒー豆ミル 珈琲ミル 豆挽き HailiCare コーヒーまめひき機 ワンタッチ自動挽き 急速挽き コーヒーグラインダー 水洗い可能 掃除ブラシ付き 掃除簡単」

この商品名を分解していくと良く判ります。

  • コーヒーミル
  • 電動コーヒーミル
  • コーヒー豆ミル
  • 珈琲ミル
  • 豆挽き
  • コーヒーまめひき機
  • コーヒーグラインダー

これらの用語は一応「○」正解。 次から怪しい。

「ワンタッチ自動挽き」

この商品、確かにワンタッチ目で豆挽きを開始しますけど、停止操作が必要なんです。つまり停止のタイミングを見計らってボタンを押す必要があります。
つまり2タッチで豆挽きが完了するワケです。なかなかグレーな表現ですよね。

「急速挽き」

急速感は皆無です。たかだか20g程度の豆を挽くのに数分要しますので。 

「水洗い可能」

豆受けだけ水洗い可能です。他の部分は水洗いNGです。

「掃除ブラシ付き」

まぁ、確かについてましたよ。

「掃除簡単」

掃除できるのは実質「豆受け」だけだから、そりゃ簡単ですよ。

ガッカリポイントその1「USBケーブルがやや独特」

この商品、USBの充電にて使用します。使用時にケーブルが無いのは好都合。
しかし。
手持ちのUSBケーブルでは使用できそうも無い。付属のUSBケーブルのみ安全に使用できそうな感じです。
これ、コネクターが異常に長いんですよ。本体側の結合部がかなり深いところにあることが原因。

Cof Amz 00012 300x237 - やや残念な電動ミル

Cof Amz 00005 300x229 - やや残念な電動ミル

左が手持ちのよくあるUSBケーブル/右が付属のUSBケーブル

本体に故障が無くとも、ケーブル断線などがあった場合
そこで詰んでしまうのだろうか。

ガッカリポイントその2「豆が残る(場合がある)」

豆を入れるところはこんな感じ。

Cof Amz 00004 300x241 - やや残念な電動ミル

一見すると底が平に見えるけど、極僅かに穴に向かって傾斜が付いております。

 Cof Amz 00006 300x245 - やや残念な電動ミル

しかし。
余りにも傾斜が浅く、放置プレーすると豆が残ります(笑)

Cof Amz 00017 300x225 - やや残念な電動ミル

これだけでも、「ワンタッチ」感が薄れるわけです。

ガッカリポイントその3「やっぱり「自動停止」してこそ快適な電動ミル」

やはり、電動ミルを実際使ってみると「自動停止」機能って必須かもしれないと改めて思った。

豆入れに豆が残るのは上記の通りですが、穴の中に落ちた豆も更にミル内のどこかに引っ掛かり動作中に軽く揺らしたりして完全にミルの中に豆を落とさないと挽かれないのですよ、コレ。

結果、操作の流れはこんな感じになります。

豆を入れる。

ボタンを押して豆挽き開始。

数分後、本体を軽く揺らしてミル内に豆を落とす。
加えて、挽いた粉が完全に落ちきったことを「目視」で確認する。

粉が落ちてこないことを確認したら、ボタンを押して停止。

せめて、とりあえず落ちてきた豆を挽き終えたら自動停止するくらいしてくれると、その後仮に豆が残っていたとしても、豆を落として再稼動させる感じで使えるのかなと。

まぁ、あとはこの作業にドコまで慣れるか。

で、肝心の挽き具合は?

まぁ、値段が値段なんでこんな感じなのかなという印象。

ミルはこんな感じ。

Cof Amz 00003 300x274 - やや残念な電動ミル

調節は6段階。
一応、本体に6段階を示すプリントがありますけど、「現在いくつに設定されているか?」を示す目印が無いので、非常に判り難いです。

さて、実際に挽いてみると、

Cof Amz 00016 300x225 - やや残念な電動ミル

左が一番粗挽き/右が一番細挽き

粗挽きはかなりムラがある感じ。その点、細挽きは単純に細かくするだけなので、ムラは目立ちませんよね。

で、下記が中挽き。

Cof Amz 00018 225x300 - やや残念な電動ミル

均一とは言えない。まぁ、自分は馬鹿舌なのでこれで十分ですけどね。

 

最後に、惜しいところを。

この商品、豆入れに蓋があり、豆受けは取り外せる。
「豆受けに蓋が嵌るかも??」

Cof Amz 00010 300x277 - やや残念な電動ミル

まぁ、ここまで雑な製品がそんな気の効いたことするわけ無いか(苦笑)
一見すると嵌っているように見えますが、蓋は載せてるだけです。

Cof Amz 00009 247x300 - やや残念な電動ミル

Cof Amz 00008 300x228 - やや残念な電動ミル

仮に、蓋が機能したとしても、毎回全部使うので意味ないですけどね。

 

さて、グダグダ書きましたけど、結局は値段とのバランス。

ワタクシは「1600円」で入手できました(笑)

この値段ですから、もう十分ですよ。多くは要求しません。立派に仕事しております。

当方、電動ミルはカリタのCM-50を使用しておりますが、

31Q7Ts8Gj L. SL160  - やや残念な電動ミル
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カリタ(Kalita)
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このカリタのCM-50は(使っている人なら判るであろう)挽くときの揺すり具合(笑)とか時間について、これはこれである程度の熟練を要する一品。「挽き」については今でこそだいぶ慣れてきたけど、挽いた粉をドリッパーに入れるときの所作は、いつまで経っても慣れない。
毎回、極僅かにこぼれるし。

その点、今回の電動ミルは粉受けが外せるのでそれだけでもだいぶラク&快適になりましたよ。

うん。それくらいかな、買って良かったのは。

カリタのCM-50より何倍も時間掛かるし、目が離せないし、豆をシッカリ落とさないといけないし。精神的負担が増えた感じもある。

暫くこれで行ってみようかと。

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