Nike Vomero 14 を300kほど使った後のソールの状態
大半がアスファルトで、10kくらいはクロカンコースでの使用。
もっともこの時期なので、ペースも遅くソールへの負荷もほどほど?
(逆に接地時間&回数が多く、負荷が高い??)
私感ですが、かなり丈夫なソールではないかと感じます。
ミッドソールに関しては、Zoom Flyの様なシワシワは発生していない。
安定の片減り(苦笑
ワタシの癖で右足親指~母子球にかけて一番磨耗が進むのです。
↓
ちなみに、
↓ は 200k 時点の状態。
続いてヒール側。
やはり右足側から減る。
ここ一ヶ月は暑さで平均ペースが遅いことや、シューズ独特の踵の形状もあり、かなりの減りは覚悟していましたが、自分的には「ほとんど減っていない」印象。
過去のシューズと比べても、磨耗が遅い印象。
(ペースが遅いから、磨耗もマイルドなのかとも思いますが)
ソールやアッパーに関しては、ほとんど損傷は感じないのですが、
200k時点でヒールカップの内側に少し不具合が。
↓
右側が正常な状態。
ここ、ヒールカップにインナーの生地が接着されているのですが、
片側(写真左)だけ剥がれてきたのです。
ランニングには影響ないのですが、気分的に良くない。
まぁ、ヒールカップ内の凹凸がとても複雑な形状なので、仕方の無いところかとは思いますけどね。
というわけで、300k 経過(今日現在は 350k)しても、
使用感としては(良くも悪くも)第一印象のママといった感じ。
気になった点は?
で・す・が、追記すべきことが、2つ。
というより、避けるべきモノが「1つ」
それは、水気
水分を含むとかなり良くない
これは大抵のシューズに言えることではありますけど、それでも通気性の良い靴は、排水性も良かったりする場合もあり、少しくらい水分を含んでも、走りながら多少抜けていくことも期待できたりするシューズもある。
しかしこの靴に関しては、そもそも通気性がかなり良くない。そのせいか、水分を含んでしまうとかなり致命的。
アッパー全体の保水力がなかなか強力で、一度水を含むとほぼ抜けません。もともと重めの靴ですが、水分を含むと激重になります。
特にこの8月はかなり暑かったこともあり、雨が降っていなくてもランニング中の自分の汗がシューズまで降りてきて、ランニング後にはなかなか重い靴に変身することも多かった(苦笑
濡れた路面に弱い(印象)
これは、手持ちの他のシューズと比較してって話なので、感じ方は個人差があると思いますが、ワタシ的には濡れた路面では「とても滑る」シューズに感じている。
濡れたマンホールはもちろん、滑らかな路面(斜面)だったり、濡れた凹凸箇所など。
これは、耐久性(堅めのゴム)とのバーターとして、仕方のないところか。
もしこの靴をレースで使う場合は、給水エイドなどの「水場」や「水溜り」は細心の注意が必要に感じます。
あとは、やはりシューズ内の「熱」問題(笑
(既に書きましたけど)
使い始めの7月は「熱いなぁ」程度でしたけど、8月は「ありえないくらい熱い」状態だった(笑
まぁ、太陽光もありえないくらい強く暑く、もう全身から路面から全てが暑く、結果シューズ内の熱や暑さも紛れましたけどね。
と、悪いとこばかり書きましたが、この靴は好きです。
フィット感&走り心地は大満足。
(?? 足や走りに合っているから、ソールの減りがマイルドなのか??)
スピード練習にもロング走にも履いている。
最近では不動のスタメン。
「水」と「熱」を乗り越えられるのであれば、オススメです。
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