Suunto 9 を修理に出してみた ~ただの愚痴です~

Suunto9 心拍ランニング
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昨年来、ランニングで使っていたスント9ですが、、、

一時消えかけたスント愛も、昨年からのアプリのアップデートやらファームウェアのアップデートで、「もしかしたら?」「このままいけば?」と淡い期待が出てきまして、日々のランニングに持ち出していたのですが、心拍関係はあまり改善が見られず、一度修理センターに出してみることにしました。

いまさらですが(苦笑)

スント修理センターに出してみた

正確には、検査依頼とでも言いましょうかね。

例の心拍計の挙動です。

Suunto9 心拍 挙動

最終確認の意味もあり、メーカー側の回答をもらってみようかなと。

万一、何か不具合が見つかったら、このサイトにあれこれ書いた内容も全面的に修正した方が良いでしょうし。

不具合と思われた動作は?

こちらが修理依頼時に指摘した(不具合と思われる)症状は、

「ランニング時の心拍結果が、平均 180程度、最大200以上になる」

といった内容。

実際、直近 10回のランニングはほぼ上記の数値。

参考までに、ガーミンでは最大でも160~170くらい?
もちろん平均値はもっと低い値。日々それなりに変動がありますし、体感に近い変動。

キツめに感じれば、高めの心拍数ですし、緩めのランニングなら低めの心拍数。

しかし、スントに関してはほぼ一定。

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おそらく「仕様」だということは承知してます。
使い始めてからずっとこの同じ挙動なんで。

ガーミンとスント、どちらが正しい、というかどちらが実際の心拍に近いのは正直判りません。
ただ、本当に常時180を叩き出せる心臓だとしたら、それはそれで凄いですけど。

体感としては、心拍数180以上で1~2時間の運動はできそうもない感じですし、実際そこまでハードな運動はしていない。

やはりスントの数値は高すぎる感があるし、ピッチ数に比例している感が強い。

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修理依頼の主な流れ

  1. サイトから、修理依頼書を出力&記入。
  2. 時計と共に修理センターに送る

以上。作業自体は簡単です。

修理センターから回答が来た

依頼から数日、回答が来ました。
見積書という形で。

結果は、想定通りとでも言いましょうか。

  • 指摘されている不具合は修理センターでは確認できない
  • 正常に動作している
  • 基盤不良の可能性があるので、交換をご案内します

とのこと。

要約した感じで書いてますけど、ほぼ原文ママって感じです(笑)

詳しい検査内容は書かれていない。

スントの言う「正常」って何?

スッキリするどころか、モヤモヤが増しまして。

スントの言う「正常」ってどんな動作だったのだろうか?

こちらが指摘した挙動を確認した上で「正常」と判断したのか?

それとも、

スント修理センターではこちらが指摘した挙動は確認されなかったのか?

どっち?

もし前者なら基板交換なんて意味ない?

後者だとすれば基板交換を考える?

どっち??

見積結果に対する回答が必要だったので、最終の最終確認。

見積回答ついでに電話してみた。

電話にて再確認

まぁ、詳しい内容は置いといて。

簡単に言うと、

  • コチラが指摘した挙動の再現テストの様なものは行っていない
  • 機械にかけて、正しく心拍を読み取ることができるかどうか“だけ”テストした

とのこと。

その結果、正常に動作していると判断したとのこと。

その上で、基盤交換を案内してきたワケです。

。。。

フツー、修理サポートって「問題となる事象を再現すること」そこから始まる物だと思ってました。

修理が必要かどうかの判断にとって、最低限必要なことなのかなと。そう思ってました。

修理センターでは不具合と思われる挙動の再現を行っていない。

それすらせずに、「正常だよ?」「基盤でも交換してみたら?」って(笑)

ワタシの心の中で「ポキっ」って音がしました。
きっと、電話の向こうの方にも聞こえていたと思います。

もちろん、基板交換はしません。

「こちらが指摘している状況に近い状態でテストしてください!」
と言えなくもなかった。

けど止めました。

「ポキっ」って音がしたから。

製品にもがっかりさせられっぱなしでしたけど、この修理センターの対応にもちょっとがっかりしました。

まぁでも、「正常に稼働している」ということは判りました。

深読みすると

おそらく、コチラが指摘した挙動は確認した、もしくは把握済みなのかなとも思います。

不具合として認めるわけにはいかない。その上で、基板交換くらいしかやることが無いんじゃないか?と。
もちろん、交換したところで動作の改善の保証は無いと思いますけど。

それにしても、ソフトウェアのアップデートで改善されるのかな?
とか淡い期待を持ちつつ使っておりましたが、数年たってこの状況ではちょっと無理っぽいですね。

このままでは日常的なトレーニングには使えそうもない?

昨年からのアプリのアップデートやらファームウェアのアップデートで、「もしかしたら?」「このままいけば?」と淡い期待もあり、日々のランニングに持ち出していたのですが、、、

ロードランニングやトレランなど、一定の振動が腕に加わるような運動では正しく心拍数を計測できそうもない印象。

となると、、、日常的なトレーニングでは使いにくい。

トレーニング結果に関する数値の根幹には心拍数がある

スントのサイトを眺めると、色々な機能が掲載されていて、おそらく競合となるであろうガーミンと遜色ない機能を持ち合わせているように見えます。

特に運動負荷に関するところ。
「回復時間」だったり「VO2MAX」だったり。ほかにも色々計測&表示できるわけなんですけど、これらの数値の大半が心拍数から導きだされるわけで、その根幹にかかわる「心拍数」が微妙だとすると、これらすべての値も「微妙」??

自分にはもうすべての数値がオモチャに見えます。

レースで使う分には、ギリ戦えるか?

心拍数などはある程度度外視できる、一発勝負のレースなら?

バッテリーの残量管理とかGPSの補足とか、画面の豊富さや見やすさだったり。
この辺はガーミンの上位機種とまだギリ戦える様に思えます。

でも、1gでも削りたいシビアなレースでは、デカくて重いSuunto9を選ぶ理由はないですけどね(苦笑)

昨年あたりから再燃した期待感も鎮火しました

というわけで、完全に鎮火しました。

以前にも一度鎮火した期待感でした。その時は、アプリのポンコツ具合に閉口してまして。

しかし、昨年あたりからスントに対する期待が再燃したのですが、本日また鎮火しました(苦笑)

今回の修理センターの対応で心が決まりました。

 

製品サイクル的にも、そろそろ次期Suunto9が出ても不思議はない感じですけど、今のところ興味なし。

しばらくはSuuntoを使う&買うことは無さそうです。

テント泊みたいな、ゆるい山登りには持ち出すかな。

その前にドナドナする可能性大ですけどね。

 

それにしても、新入団のガーミン745は素晴らしかった(笑)

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