今シーズン導入したアイテムで一番ガッカリなモノ-YONEX AERIO AB-

YONEX AERIO AB雪遊び
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当方、初アキュブレード

今シーズンから使っているYONEX AERIO AB
当方、初アキュブレード。
シマノ時代からのユーザーには色々ウワサに聞くYONEXのアキュ。
実際、ゲレンデで目にすることも年々少なくなってきている。
BCではチラホラ。

ちなみに、今シーズンはSPとか、スゲー沢山見たなぁ。

gentem乗りの皆さんはBURTON genesistと組み合わせてる人も沢山。
(GENESIS TTによるところが大きいのでしょうけど)
で、アキュをほぼ1シーズン使ってみた感想。

システム自体については、大きな不満は無く、ほぼ期待通り。
無理やりBurtonの板(ICS)に取り付けて1シーズン使いましたが、
最初の数回こそ微調整を重ねましたが、工作の仕様がFIXしてからは快適そのもの。
ゲレンデでもBCでも。快適。

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オトナノ工作 その1~BurotnのICSボードにアキュブレードをつけてみる
BurotnのICSボードでアキュブレードの前に恒例の、、、ここに書かれていることをマネするにあたっては、全て自己責任でお願いします。所詮ネット上のメモですから、、、信じるか信じないかは貴方次第です。いまさらながら、...

特に、BCでの身支度のスピードたるや、ストラップタイプのスノーシューよりも早く、
スプリットの何倍も早い。BCユーザーに支持された理由が今頃判りましたわ(苦笑
(システム総重量は相変わらず重いけど)
アキュの使い心地&滑り心地については他者記事に任せるとして、ここでは最大のガッカリポイントを記載しておこうかなと。

最大のガッカリポイント

それは、ブーツ。
先シーズンモデルではソールの剥がれが問題になっていたようで。
ワタクシも、実はダブルBOAが気になっていて、ホントは先シーズン導入したかったのだが、
諸々よくないウワサを聞き昨シーズンは見送った。

で、今シーズン。
本当は購入したかったダブルBOAモデルがいきなりディスコン(苦笑
結果、「紐結ぶ系」か「紐引っ張る系」の二択に。

以前ダブルBOAを使っていて、その使い心地に心酔しておりましたワタクシとしては、
この時点でかなりガッカリでしたが、、、諸々消去法で「AERIO AB」を選択。

ちなみに定価「42000円(税別)」

紐の不具合

で、使用して2回目あたりで例のヤツが発動

ワタクシはこの案内が出る前にメーカーにクレーム出しまして、そのときのメーカーの対応はとても丁寧だったことは記載しておきます。
しかも、クレームに応対頂いた当初は単純に“新品の紐”と交換しただけでしたが、後日頼んでもいないのに“改良品”が送られてきました。

改良品が届くものの、、、

ただねぇ。。。この改良品。
この引っ張るタイプのシューレースとしては、不向きかと思われます。

この紐、芯材と外皮の二重構造なんですが、販売当初の紐はちょっとした捻れが加わると、芯材が外皮を突き破って出てきてしまう。もしくは内部で芯材が捻れコブになり、締め上げができなくなる。

おそらく引っ張った際の強度や伸縮性を考えての外皮の厚みや芯材の太さだったのでしょう。
確かに、当初の紐は引っ張った際にもあまり伸縮はしない。引っ張れば引っ張った分だけブーツが締まる。
ただ、捻れに恐ろしく弱い。と言うか、よくこの紐で出荷できたなって感じ。

で改良品とされた紐。
芯材が細くなり外皮が厚く?なった感じ。そのため、芯材は露出し難くなった様だが、、、、
引っ張った際に紐自体がかなり伸縮する。結果、ブーツの締め上げがとってもやり難い、、、と言うか、気持ち悪い。

同じ仕様のBurtonのブーツを3足ほど使ってきたが、こんな気持ち悪い感触は皆無だった。
もちろん紐のトラブルも無し。

アンクルストラップのラチェット

それだけではない。
アンクルストラップのラチェット。
店頭の試着では気づかなかった。。。

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↑ コレは別のビンディングの一般的なラチェット。

大半のビンディングでは、ラチェットとストラップはラチェットの前後2点で固定されていると思われる。

しかし、AERIO ABのラチェットは1箇所をネジ止めしてるだけ。
するとどうなるか?

P3190001 (2)

↑ ラチェットにストラップを通した直後は一見するとフツーだが、、、、
1本滑るとこの通り。

P3190002 (2)

一応、ストラップ取り付け位置を2箇所調整できる仕様ではあるが、ワタクシが試した結果どちらに取り付けても同じ状況。

ラチェットを通したストラップの余った部分を通すスリーブの様な仕掛けもあるけど、無意味。
パウダー的な雪を滑る分には、ストラップ自体不要なんですが、ブーツ自体がさほど硬くないAERIO ABで硬いバーンを滑る場合は、自分的にアンクルストラップは必要。
でもこの有様。
こんなんでも、無いよりましなのでストラップは使ってますけど。

ミッドソールも?

さらに。

ブーツ外に露出している「POWER CUSHION」の脆いことったら。
HPでは、なんだかキャッチーな数字ばかり並んでますけど。
アキュブレードはビンディングの大半のパーツが鋭角エッヂな「メタルフレーム」。
加えて、ボードのエッジも鋭角。

そんなモノたちが「軟質ウレタン」に触れれば、、、、
スグこの有様。

P3190004.jpg
P3190005.jpg

これ、ブーツ使い始めて早々にこんな感じに。

つま先が冷える?

加えて、、、足先が冷える。
今まで色々ブーツを履いてきましたが、足先が冷えたブーツはコレが初めて(笑

まぁ、ココに書いたどれもが“使えない”ってほどの内容でもないんですけどね。。。
ただ、一つ一つの内容が“もう少し煮詰めてから製品化しても良いんじゃね?”って思える内容だけに
商品の値札も考えると、ガッカリ感がデカイ。
アキュブレードを使う以上、YONEXのブーツを履く以外に選択肢が無いわけで、
2015-2016モデルも画像で見る限り大差ない感じ。
はぁ、、、

KWICKER …… (-。-) ボソッ

コメント

  1. ABユーザー より:

    私はストラップの長さをカットせずに使ってます。
    確かに真っ直ぐにはらずに、ななめになります。
    しかし、斜めになるのを利用すると、2通りの締め方が出来ます。
    掲載の写真の状態だと、甲を上から抑え込む感覚がつよい締め方です。
    掲載の写真で説明すると
    ラチェットの角度を靴底方向に60度位回して締めると、踵が抜けにくい&ブーツが硬くなる締め方になります。
    2通りの効果は個人的な特徴を反映するので、文面通りでは無いと思いますが、明らかに方向性が違う締め方が出来ると思います。

  2. nin007 より:

    ABユーザーさん
    閲覧&貴重なコメントありがとうございます。
    > しかし、斜めになるのを利用すると、2通りの締め方が出来ます。
    なるほど。
    あらかじめ斜め前提で締めると。。。
    仕様の裏を突く、興味深い使い方ですね。
    > ラチェットの角度を靴底方向に60度位回して締める
    ワタシが↑を正しく理解できていると良いのですが、、、
    (もし今シーズンもABブーツを使い続ける場合・・・)
    今シーズン試してみようと思います!

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