K2 Kwickerと K2 Kwicker BC をベンチ外へ
1.5シーズンほど使ったかな?
K2 Kwicker (と Kwicker BC)
先発から外すことにしたという話。
足回りをシンプルにしたい
ゲレンデ用の足回りはアキュブレードかストラップビン(Burton Photon BOAとDIODE)に戻し
山歩き用はSpark R&D か スノーシューに。
ストラップバインディングに統一してしまえば、もっとシンプルになるのだが、やはりステップインの快適さは手放せず。。。
ここ数年の課題。
『(快適さも備えつつ)足回りをシンプルにしたい』
当初、上手くフィットすればゲレンデ&山歩きにおける足回りが簡素になるか?
と 「 K2 Kwicker 」を導入したワケですが、、、、
どうにも肌に合わなかったか、修行が足りなかったか。。。
K2 Kwickerに関する雑感
以下、私的な雑感。
ちなみにワタクシは、K2 Stark と 旧式のKwickerバインディングで使っていた。
理由は「(運搬用のハンドルとして)ヒールカップ」が必要だったから。
ですので、現行システムで使っている人にはココでの話は的外れかもしれません。
雪詰まりについてaccubladeとKwickerを比較する
まずは雪詰りについて。
accubladeとKwickerを比較すると、私が使用した感じでは
雪詰り、、、雪の詰り難さ、詰ったときのハマリ易さは圧倒的にアキュブレードの方が使いやすい。
(※K2 Kwicker BCでは、使用回数も少ないのでそこまで深刻な雪詰りは経験していない)
Kwickerは「すぐハマり難くなる」し「復帰に時間と労力を要する」
accubladeは多少雪が詰っていても強引にハメられるケースが大半。
K2 Starkブーツとビンディングの稼動域
次にブーツとビンディングの稼動域。
まずK2 Starkが硬い。
自分は固めのブーツが好みではあるけど、それにしてもK2 Starkは硬い。
加えて、Kwickerはトゥーヒール方向以外の稼動域はほぼゼロ。
(※現行のビンディングとの組み合わせでは違うかもしれません)
高速で滑る、硬いバーンを滑る分には安心&快適で疲労感も少ないのですが、
それ以外の状況では持て余す。
accubladeはトゥーヒール方向には固定されているのに、前後(左右?)方向にはまぁまぁ足が動く。
ブーツもK2 Starkに比べてだいぶ柔らかい。
(というか、当方のAERIO ABはクイックレース仕様なので正直締め上げがBOAほど“カチッ”とはいかないのが不満)
硬いバーンでの安定感とか反応は十分だし、遊びもある。
もう少しブーツに締め上げ感があれば、、、
スプリットで使うことを考えると
ヒールロッカーの有無
Kwicker BCのアイゼンとヒールロッカー。
まず、Kwicker BCにはヒールロック機構が無い。
もちろん知ってて導入しました。
Karakoram(カラコラム)でもほとんど使わないので(購入時は)さほど気にせず。
けど、先日Spark R&D Arcのヒールロッカーで遊んでみたところ
なぜ今まで使わなかったのか?と思えるほど使えた(笑
フツーにちょっとした下りやスケーティング時に使うのはもちろんアリですけど、
実は厄介なトラバース時にこそ恩恵を受ける???
グズグズの雪の時って、登行中にズルズルラインが下がることがある。
(自分のルートファインディング能力と歩行技術のダメさによるところが大きいですが。。。)
そんな時、歩きながらラインを戻さず、スキーで階段みたい登るアレ(名称が判らん)で登る!
そんな時にヒールロックを併用するとラクだった。
手持ちのKarakoramはヒールロック機構が旧式なのでそもそも面倒だし、仕組みも簡素で信用していないこともあり、ほとんど使っていなかったが、これからは積極的に使っていこう、、、かな??
アイゼン
これも、その機構を知ってて導入したワケですが、、、、
と言うか、Spark R&D 「Ibex Crampon」にかなり安心感を感じてしまった。
ヒールリフター使用時にアイゼンが効くコトの安心感は絶大だった。
特に精神的に。ズルッ&ドキッの回数はホント減った。
(けど、Karakoramの裏技アイゼン登行も魅力ではある)
というわけで、「Ibex Crampon」を体験した今となっては、Kwickerのクランポンは自分的にはもうナシ。
というわけで、もとに戻す!
Kwicker移行に向け色々工作したんですが、
また元に戻すと(苦笑
accubladeブーツもBOAに戻らないかな。。。
でもって、片側1kg以下に軽量化されないかな。。。
TESLA T1とaccublade合体しないかな。。。
来期、Burtonのステップイン再登場でまた活気付くのかな。。。
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