甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 ピストン 日帰り

山遊び
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甲斐駒ケ岳の黒戸尾根日帰りピストン

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噂には聞いていた、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根日帰りピストン。

2014年7月某日にチャレンジ!

以下、自分メモ。

持ち物

7kg+水 2.5L
おにぎり×4
お菓子類

約10kgくらいの、いつもの荷物。
他者の黒戸尾根 日帰り ピストンの記録では、かなり軽装の方、トレランの方も多いみたいだし、行程を考えると早月尾根の時よりは軽くしたかったのですが、

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色々考えると、やはりこのくらいの荷物になり。ちょっとブルー。

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甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 ピストン 日帰り メモ
甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 ピストン 日帰りで着用した物など甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 ピストン 日帰りで着てたもの諸々、メモ。ウェア半袖シャツ(Arc'teryx Borderline Shirt SS) Tシャツ(...

ざっと行程を振り返る

尾白川 竹宇神社駐車場 着

4:30 尾白川 竹宇神社駐車場 着
5:00 出発

かなり明るいのでヘッデン要らず。
トレランスタイルで出発される方もチラホラ。

5:00 尾白川 橋

1時間25分(コースタイム:2時間30分)

6:25 笹の平分岐

とりあえず、蒸し暑い。

尾白川 橋を渡り終えてから、いきなりの急斜

ナカナカの斜度感を維持したまま、ひたすら登り。
汗がドッと出た&乳酸が体内を一巡する感じで、既に疲労感。
全行程が長い&キツイことを気にして、知らずの内にペースアップしていた。。。
展望ゼロ。
沢の音が遠のく。

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代わり映えしない樹林帯、、、この先の行程に大きな不安。。。
体力持つのかな。

刃渡り

7:40 刃渡り

1時間40分(コースタイム:2時間00分)

8:05 刃利天狗 (おにぎり)

笹の平分岐を越えると、ながーーーーーーーーーい八丁登り。
たまに脚休めの平坦な道もあるのですが、基本は前半同様の登り。
とにかく刃渡り(良く黒戸尾根の記録写真で出てくる例のナイフリッジ)までが長い。
越えても長いけど(笑)

目印としては、左側に鳳凰三山がチラ見し始めたら、刃渡りが近い???

刃渡りに出ると、一気に展望が開けるのでテンション上がる。
オベリスクも良く見える!
富士山まで見える!

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この辺から、例の階段やらはしごも出てくる。

刃利天狗

疲れた脚には、面倒なアイテムですが、これらのおかげで高度を稼げるわけで、、、

刃利天狗で一つ目のおにぎり。

50分(コースタイム:1時間20分)

8:50 五合目跡-登り返し地点-

↑↑↑↑
悲しいかな、五合目手前から下り。
かなり下る。帰りの事を考えると、かなり憂鬱。

↓(つり橋  9:15)

50分(コースタイム:1時間10分)

9:40 七合目(おにぎり)

↑↑↑↑
当たり前ですが、今度は登る。
小屋の気配ゼロ。

小屋が突然現れる

斜度と樹林のおかげで視界がさえぎられ、小屋が突然現れます(笑
七合目で二つ目のおにぎり。

55分(コースタイム:1時間)

10km地点(10:30)

↑↑↑↑
この辺から、、、コースタイム通りの山行になる。

けど、小屋を過ぎると視界も徐々に開け、前半とはまた違う雰囲気で登れる。
剣なんかも刺さり始めて(笑
小屋を過ぎると、マークが見え難くなる。
ちなみにコレは突然現れた10kマーカー

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難しい道ではないけど、視界が悪いときなんかだと少々面倒な感じ。

八合目

55分(コースタイム:1時間)

10:35 八合目

↑↑↑↑
やはりコースタイム通り。。。かなりの疲労で脚が、

二本の剣

1時間10分(コースタイム:1時間30分)

11:45 山頂

↑↑↑↑
2本の剣が遠くに見えてからが、なかなか長い。
なかなか近づかない。
けど、岩場を相手に悶絶しながら登り、、、

なんとか頂上に

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ガスが出ては消えるといった感じでしたが、視界はなかなか良好。
仙丈の方面は終始ガス気味。
半袖では寒かった。
休憩と展望を楽しむのもソコソコに下山スタート。

下山開始

11:55 下山開始

1時間10分(コースタイム:1時間30分)

13:20 七合目 (水補給 1.5L)


(つり橋  13:45)

45分(コースタイム:40分)


14:05 五合目跡-登り返し地点-

14:40 刃利天狗

35分(コースタイム:50分)


15:55 笹の平分岐(おにぎり)

1時間15分(コースタイム:1時間10分)

17:00 尾白川 橋

↑↑↑↑
下山開始の前半は梯子や階段が頻出する&あまりの疲労で、
あまりスピードが上がらず。

長い&ストレスな下り

特に、疲労の溜まった脚で梯子や階段を下りるのは、精神的にも体力的にもかなりツライ。
さらに、、、僅かな体力も五合目跡にある登り返しで残らず持って行かれ。。。
登り返しを登りきってからは、下りではあるけど、巻き道&梯子&階段をたまに味わいながら
ひたすら下る。とにかく下る。ずーーーーと下る。
惰性で下る。。。。にはあまりにも長すぎる下り。

刃渡りでまた視界が開け、精神的には回復するが脚の疲労感はかなりなモノです。
いつもなら小走りできるようなところも、思うように足が動かず、、、
顔にまとわり付く蜂やハエとの戦い、日没までに帰りたいプレッシャーで、
ながーーーーーい八丁登り(下り)から尾白川 橋まではストレスとの戦いでした。

が、何とか明るいうちに下山。

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このコースは噂どおりに、キツイ!

何人かのトレランの方に抜かれましたが、
とりあえず、このコースを走ろうなんて、ヘンタイですよヘンタイ。
(トレランの方が身軽に動ける分、また違うのか??)
テント担いで七合目まで登る人も、また凄いですよ。

何がキツいのか

距離&斜度はもちろんですが、、、梯子、鎖、階段。いつまでたっても開けない視界。
(鳳凰三山はチラチラ見えますが、、、)
なんか、メンタルをヤラレル感じ。
梯子や階段なんかのアイテムも、その1つ1つはさほど危険ではないのだが、
疲労の溜まった脚では状況が一変。ホントツライ&危ない。

最後の方の階段なんか、産まれたての子鹿の様な脚で降りましたよ。
しかも、雨でも降ろうもんなら、確実にコースタイムオーバーかと。
頂上に向かう視界もなぁ。
甲斐駒の雄姿は、恐らく北沢峠からの方が楽しめるだろうな。
今度、北沢からゆっくり登ろう。

まとめ

登り所要時間:6時間45分(コースタイム:9時間30分)
下り所要時間:5時間5分(コースタイム:5時間40分)

トータル所要時間:11時間50分 (コースタイム:15時間10分)
片道 約11k
高低差:2200m
累積標高:約2400m??

消費した食料

水 3.5L (内 スポーツドリンク 2L)
小スニッカーズ×5
おにぎり×4
キャラメル、塩タブレット複数
ミックスナッツ少々

 

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