Gregory COMPASS 40L
着地点は「Gregory COMPASS 40L」になった。
前回
↓
決め手は
・軽さ
・潰せる&外観
・底面収納の大きさ
決め手は軽さと薄さ
30~40Lのバックパックとなると、バックパック自体の大きさもそれなりに大きくなる。店頭で色々手にして感じたのは、バック自体の重量にかなり差があるということ。背負ったときに感じる重さは、バックパック自体の硬性にも関連するところで、落としどころが難しいけど。
前回候補に挙げた「BACH TRAVELSTAR 40」とか「The North Face Stratoliner Pack」あたりは、最初に持つと重さを感じないけど、他のバックを持った後に持つと、なんとなく重さを感じる。
とても軽く感じたのが「Gregory COMPASS 40L」
実際とても軽い。
軽いだけではなく、他のどのバックよりも「薄かった」
店頭では、立体感を出すためにバック内部に詰め物をして飾っている物も多いけど、展示用のフックの奥の方にある店頭在庫は、MAXまで潰れている場合がある。
この状態が、COMPASS 40Lは他のどのリュックよりも薄かった。
そしてその潰れた形でもリュックとしての外観にさほど変化が無く、元々の形状しっかりと保っていた。
The North Face のバックパックやオスプレー TRAILKIT 40は、「中身が詰ってナンボ」みたいなところを感じる。
Gregory COMPASS 40Lはコンプレッションベルトが付いているので、荷物が少なくても「しっかりと」潰せる。空身でも大きいバックパックなので、その方が色々使い勝手も良さそう。
そして改めて思ったことは、バック内部の色は自分にとって重要であると。
バックを少しだけ開けて、内部を確認する際にも内側が明るい色だと僅かな光量でも色々確認できる。
そして、背面(ショルダーストラップ側)が全開になる仕様であることは必須だなと。
前回「使い易いかも?」と候補に挙げた「ミレーのKULA40」の様な「上からパッキングするタイプ」や「背面とは反対側が全開になるタイプ」は除外。
そしてもう一つ。
MAMMUT Seon Cargo 35L
これ、想定している荷物がもう少し少なかったら選んでいたかも。
逆に言えば、シューズを入れてしまうと残りのスペースがなかなか難しいサイズ感。使い勝手は良さそうなので、別件の時に再検討かな。
と、店頭で色々物色していく中で、気が付くと「Gregory COMPASS 40L」を基準にバックパックを比べていて、であればもうコレだろうと決めたわけです。
(もちろん、あと一歩というところも無くはないけど)
個人的に気に入ったところと実際に使ってみて感じたところをいくつか
良いところは他者の記事でも沢山みつかるので、個人的に気に入ったところと実際に使ってみて感じたところをいくつか。
小技が効いてる
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コンプレッションベルトがダラーんってならないヤツ。
これ稀についているバックパックありますし、付いてないバックパックには自作でも付けてしまうくらい“好きなヤツ”です。
しかし。
COMPASS 40Lに関しては、余ったベルトが“輪”になるので使い勝手は正直微妙。
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底面収納のジッパーのロック機構。
スライダー&ジッパータブをループに潜らせると、簡単に開かなくなるのです。
これはかなりお気に入り。と言っても、ほとんど使いませんけど。
けどこの仕組みは、全てのジッパーに搭載して欲しいくらい。
使用についてはその時々で判断すればOKなので、“暫く開けないよ”って時にはとても便利に感じる。
底面の収納がデカい
そして、さらに気に入った(けど、あと一歩も同居する)ところ。
バックパック底面の収納について。
デカイ。
おそらく、汚れ物を想定したのでしょうか、ターポリンの厚手の仕切りとなってまして、これが空の状態でもなかなか嵩張る。
今後使う過程で“厚手の生地で良かった”と感じるか“邪魔”と感じるか。
現時点では、ここまで頑丈な生地にしなくても、十分機能するのかなと思うし、生地を変えると更にバックが軽くなりそう。
で、このスペース。どのくらい容量かというと。
Zoom Flyを2足、余裕で飲み込みます。もちろんHOKA ×2足も余裕。
このサイズ感でCOMPASS 40Lを選んだところもある。
やや微妙なサイドポケット
余裕と言えば、サイドポケット。
500mlのペットボトルが2本余裕で入ります。けど、右側にしかない。
しかも、ストレッチメッシュとか気の効いた生地ではないので、1本だとガバガバと余白ができます。
自分としては、底面収納の仕切りをターポリンではなくオモテ生地と同じ材質にしてコストダウン&軽量化をした分、サイドポケットの左右2つにして頂き、どちらか一方のポケットを「ストレッチメッシュ」にして欲しいかも。
(欲を言えば、ストラップは内側を通すようにもして欲しい)
このバックパックで一番気に入らないところ
で、生地と言えば、このバックパックで一番気に入らないところ。
まぁ妥協できるポイントなので良しとしましたが、オモテ生地のナイロンが強度はありそうなのですが、汚れに弱い。
埃の吸着力がハンパないです。リュックの開閉時に地面に置くと、かなり汚れる。
オモテ生地に関しては、山用のバックパックで使われている様な滑らかな生地にして欲しかったかな。
以上。
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