最終的なセッティング
で、結局、、、、
セッティング&履き方に難儀しましたが最終的にはこんな感じになりました。
- できるだけトゥよりにセッティングしておく
(現場ではヒールよりに装着されるケース頻発なので) - ハイバックを緩めに起こせるようにセッティングしておく
(ハイバックは起こせさえすれば、それなりに固定感があるから平気) - 履くとき(脱ぐとき)にストラップを少し緩めておく
(正しく足入れするため)
NX2-SEはドナドナすることに
でもね、、、
NX2-SEはドナドナすることに決めました。
合う人には合うと思いますけど、
私的には良いところ、悪いところ混在してまして。
大きく二つの要因が決め手に。
- めんどくさい
- 重い
以下、私的な感想です。
良いところ
○フィット感
上手くセッティング&履ければの話ですが、
足の甲を包み込まれる感じは、従来のストラップタイプには無かった感覚でした。
でも、、、この感じは、たぶんRSでも得られるわけで、、、
○硬性
NX2-SEは(私的に)かなり硬いビンディングに思う。
(後に購入するBurton Diodeといい勝負かそれ以上じゃね??と思いました)
なので、硬い板で硬いバーンを滑るにはもってこいな印象でした。
ただ、柔らかい板にはバランス的にどうかな?とも思う。
、、、本当は、ここに
「簡単装着」的なことを入れたかったが、、、
これはナシ!
悪いところ(予想外だったところ)
×足入れの再現性が低い(悪い)
要するに、(自分的に)完璧にセッティングしても現場に行くとセッティング通りに履き難いってことでした。
どーーーーーしても、ヒールよりに足が置かれるケースがある。
トゥキャップまで足を入れ難いのです。
で、ヒールよりに足が置かれることで、
- ハイバックが起こし難くなる
- トゥキャップにフィット感が無くなる
(このビンディングについては、トゥキャップにフィット感が無くてもある程度は滑れますけど)
って感じになる。
で、最終的に、足入れする前に「ストラップを緩めておく」行為が発生することになるワケです。
(ゲレンデで見かけたNX2-SEユーザーも↑してました。)
。。。コレって、地味に面倒。ってか、こんな行為をするんならフツーのビンで良いわ、ってなる。
(たぶんRSなら、この辺の行為が皆無になるんじゃないかなぁー)
×重い
これは、、、事前に調べとけば良かった(涙
自分的に、スーパーヘビー級です。
↑ちなみにLサイズ。
両足で約2.3kg
BurtonとかFluxだとMサイズで片方750gくらいのもあり、両足でも約1.5kg。
その差、ビンディング片足分!
なんか、簡単&快適性を手に入れたくてこのビンディングにしたんですけど、
その両方を得ることができなかった。
久しぶりの失敗。
1月の俺に言いたい。
「買うんなら、NX2 RSにしておけ」と
コメント
こんにちは、はじめまして。
オフシーズンにNX2を入手しておこうかどうか迷いつつ、検索でこちらのブログに辿り着いた者です。
もしかしてですが…ご使用のNX2、写真を見る限り、ストラップがFusionでなくHybridのようなのですが、こちらはそもそもトウ側のストラップは普通に増し締めが前提のモデルですよ。ハイバック一発でそのまま滑れるのは、トウ側のストラップまで一体になっているFusionというタイプのものだけなのではないかと。
Z字のHybridは、トウ側のストラップは普通と同じに、「緩めて脱いで、履いたら締めて」をする必要があるモデルです。まあ、重かったのも嫌だったんでしょうし、もうドナドナされてしまったとのことのなので関係ないのかもしれませんが、ご参考に…。
NX2様
貴重なコメントありがとうございます。
> Z字のHybridは、トウ側のストラップは普通と同じに、「緩めて脱いで、履いたら締めて」をする必要があるモデルです。
( ;゚Д゚)
そっ、そーなんですか???
トリセツのどこかに書いてあったのかもしれませんね。。。(汗
当時、セッティングはもちろん使い方についてもメーカーサイトなど色々読み漁ったつもりだったんですが、、、
どこかにメーカー発信の「正しい使い方」的な情報が掲載されていれば、ブログ記事内に追記しておこうかと思います!
それにしても、もしご指摘の使い方が前提だとすると、、、
「硬さ」「重さ」に加え、当時のワタシが求めていた「使い方」など、、、全てにおいて不向きだったんですね(汗
高い授業料でした(笑
ブーツとの相性もありますが、新しいモデルは使い勝手も向上していると思います。
よいビンディングが見つかると良いですね!
ちなみに、ご指摘の「トウ側のストラップは普通と同じに」ってことなんですが、、、
そもそも「トウ側のストラップ」についてはさほど難儀してなかったんですよね(汗
(詳しくは本記事を含む過去記事を参照願います・・・)
当時を思い起こすと、、、
自分の場合、脱ぎ履き時の「トウ側ストラップ」の緩み具合はあまり関係なくて、
履いたときの「トウ側ストラップの緩み」は、あくまで結果的に緩んでいたってことなんです。
(正確に言えば、購入当初からトウ側ストラップはフィット感が甘かった。。。詳しくは過去記事を)
このビンディング、ハイバックとアンクルストラップでかなり固定感ありますから、
正直つま先のストラップはさほど固定されていなくても問題なかったです(笑
問題は「足入れの位置」
記事にも記載しておりますが、そもそもこのビンディングで一番難儀していたことは、
「足を入れる際にトウ側ストラップまでの足入れが難かったこと」なんです。
極端な表現をすると「履く時にトウ側ストラップまでブーツのつま先が届かない」って感じです。
もちろん上記は、ハイバックを起す前の状態です。
ちなみに、ワタクシのセッティングでは、トウ側ストラップの目的は「つま先の固定」というよりは
「つま先の位置決め」的な役割が大きかったのです。
どういうことか?
確かに、商品出荷時のトウ側ストラップの形状では
足の爪部分を上から固定するタイプのストラップ形状でした。
このままだと、ブーツの形状によっては履く時に多少緩めておかないと上手く履けないかもしれません。
(でもこのストラップ、なぜかキッチリ締まらないんですよね。。。ブーツとの相性でしょうか。。。)
ワタクシは、フィット感向上と言うよりは履く際の動作軽減のために、
セッティング段階であらかじめトウ側ストラップを天地反対に付け替えて使用していました。
ストラップの形状が天地逆になることで、バートンのキャップストラップっぽい感じに、
ストラップがつま先のやや先端部分で固定(接触)される様にしたんです。文章では説明が難しいのですが、、、
(※現行品ではストラップの形状が変わっているかもしれません)
こうすることで、トウ側ストラップを緩める必要が無くなる。
「この位置まで足を入れてね」的にトウ側ストラップを使える。
ブーツのつま先がトウ側ストラップに当たるまで足入れする
↓
ハイバックを起す
↓
滑れる
こんな感じですね。セッティング段階では問題ないのですが、、、
前述&記事記載の通り、現場で履こうとすると、踵よりに足が置かれてしまう。
そのため、その状態で無理やりハイバックを起すと、トウ側ストラップが緩々ってことなんです。
その様な状態でトウ側ストラップを増し締めしたところで、そもそも自分がセッティングした位置よりも
踵よりに足が置かれていて、微妙に気持ち悪かったんですよね。。。
というわけで、、、ワタシには不向きな一品でした(汗