THE NORTH FACE Chugach 28L

雪遊び
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THE NORTH FACE Chugach 28L

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以前、山行時の装備品の重量を計測してから、もう少し軽くならないものかと地味に「軽量化」を進めておりまして。

DSC01391 160x113 - THE NORTH FACE Chugach 28L
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まぁ、大したことはできないのですが、今回はバックパックの変更に着手。

これについては、重さもそうですが使い勝手によるところも大きいですが。

今までは「deuter Freerider Pro 30」
とにかく丈夫なフリーライディング用バックパックではあるのですが、、、、
“使い勝手”の部分で地味なストレスがいくつか。

  • やや重い
  • MAXに圧縮しても分厚い
  • 内部の収納は多いが、外部の収納がもう1~2箇所欲しい

deuter Freerider Pro 30の不満点

『重さ』

堅牢さとのバーターかもしれませんが、、、、
バックパックを背負った滑りにおいて「軽さ」は正義だと思うところもあり、
最近は軽めのバックもチラホラ出てきてまして、容量に対して「重い部類」のバックかと思われる。
自分的には、ここまで頑丈な造りじゃなくても、

『厚み』

もう少しバック全体を「圧縮」するための機構が備わっていると良いかなぁと。
まぁ、コイツを持ち出すときは大抵荷物パンパンではあるのですが、
ゲレンデランでも使おう!と思えるくらいの圧縮性があると、もっと出番が増える気がしてる。

『パック外収納』

ワタクシ、山行中に小物を頻繁に出し入れするタイプでして、、、
やはりショルダーベルトに1箇所、ウエストベルトに2箇所の収納が欲しくなってきた。

新しい相棒 THE NORTH FACE Chugach 28L

で、この辺のネガを一掃してくれそうなバックパックとして候補に挙がったのが

THE NORTH FACE Chugach 28L

単に軽量化ならOsprey Kodeという選択肢ももちろんあったのですが、
これはこれで自分的に「もう一歩!」って箇所が数点あり見送り。
(逆に、さすが!というポイントもあるにはあるのですが)
Chugachのショルダーベルトの収納と全体の「厚み」で決定!

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Freerider(左) / Chugach(右)
薄い!

Freeriderはその仕様上、上記以上は圧縮できないのです。
(※最新の仕様は知りません)
一方、 Chugachはぺったんコ。
空身で背負えば、外付けのプロテクター感覚です。

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↑Freerider

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↑Chugach

軽い!

計測値自体は無視してください。計りの性能が怪しいので(笑)
コレくらい差があるよってことで。
ストラップの細さ&薄さ。ジッパー他各パーツの貧弱な感じに不安もありますが、これは軽量化とのバーターということで。

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Freerider(下) / Chugach(上)

ウエストベルトの収納も必要にして十分な大きさ。
(Freeriderのウエストベルトの収納はやや小さいのよね)

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しかも、内部にメッシュポケット。

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ショルダーベルトの収納もストレッチメッシュ!でスッキリ。

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Freerider(左) / Chugach(右)

内部の収納については、Freeriderが良いですね。ジッパー付きのメッシュポケットなどが沢山あるんです。

まぁ、内部についてChugach程度で十分なんですけど。

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Freerider(左) / Chugach(右)
背面部の開閉はBC用のバックパックでは必須ですね。

で、ここの機構で少々異なる点が。
Freeriderはショルダーベルトとバックパックを固定するバックルを外さないと、背面パネルが全開になりません。

一方Chugachは、そもそもショルダーベルトとバックパックの間にはバックルが無い(ベルトのみ)ので、ジッパーのみで開閉可能。

細かい点では、

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Chugachは上記の様な補強もあり、ボードの横付けにも“一応”対応。
ただ横付けの場合、板の固定機構が無いので、緊急時以外の常用的な使用は難しいかと思いますけど、山の上では“緊急時”の備えが大事ですから。

ちなみに、Freeriderは板の横付けは想定されていません。
もう一つ今回のバック探しで拘ったところ。

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Freerider(左) / Chugach(右)

バックサイドのポケット。
夏山用のバックパックだとフツーに付いているコレ。
Freeriderにも左右についている。

BC用のバックパックだと、付いていない物も多い。
Osprey Kodeを見送った理由の一つもコレ。

BC用のバックパックでは、バック両サイドにスキーを付けることを想定している場合もあり、
スキーストラップが付いているモノもある。

けど、自分には不要。
このポケットがあると、ストックやショベルの柄を“収納”できる。
バックの前面に取り付けるタイプだと、スノーシューとの絡みや、落下等、もろもろ面倒。
やっぱし、サイドのポケットに入れてストラップで固定が一番カンタン&安心!

それにしても、、、なぜ片側だけなんだ!
面白いところでは、コレ。

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Freerider(下) / Chugach(上)

Chugachの左のウエストベルトには、収納式の袋方ポーチが(笑
造りが貧弱なんで、重いモノや鋭利なモノなど、ハードには使えない感じですが、、、、何入れるんでしょ?

ペットボトルって感じでもないし。。。
ゴーグル?グローブ??
ちなみに、この袋は取り外せません。

概ね理想どおりではあるのだが、不安点を上げるとすれば、
ジッパーが貧弱。

Freeriderは各所に最適か必要以上に頑丈なジッパーが選択されている。
実際壊れる気配が無いし、グローブをはめた手で豪快に引いても安心感もある。
(場所によっては、ややカタイくらい)

一方、Chugachの各所についているジッパーが、まぁ貧弱なこと。
コスト面を考慮してなのか軽量化のためなのか、その両方か??

板を担いだ感じは?

で、バックに板を着けた感じは、

さすがにFreeriderほどの安定感は望めないが、許容範囲。
(もっともFreeriderの安定感は秀逸でしたから)

ただ、荷物少なめの時の安定感は増したと思う。
で、早速ゲレンデで軽く使ってみましたが、予想通りの使いやすさ。

やはり、冬のバックパックは体の前面に収納があると、諸々便利!
欲を言えば、ウエスト左の収納ポーチもフツーのポケットにして欲しかったよ。
でもって、右ショルダーにも収納があれば。

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